「捕らぬタヌキ」だったミャンマー特需の徒花

2013年11月号 GLOBAL

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安倍晋三首相が5月に日本の首相として36年ぶりに訪問したミャンマーへの日本企業の投資ブームが、すっかり鳴りを潜めてしまった。国際協力機構(JICA)理事が詰め腹を切らされた件で、裏で蠢(うごめ)く「オレがオレが」の利権人脈が足を引っ張ることになると本誌8月号が警告した通りになった。その中心は元大物国会議員の「ノーバッジ3人組」である。渡辺秀央日本ミャンマー協会会長(元郵政相、10年に政界引退)、昨年引退した古賀誠元自民党幹事長、落選した民主党の仙谷由人元官房長官の3人で、いずれもまだ脂っ気が抜けない。渡辺はテイン・セイン大統領との接点を生かしてもう一花咲かせたいようだ。古賀は自派の岸田文雄を外相に送りこんだため、外務省人脈を動員して利権に近づきたい。仙谷は原発売り込みで訪越するなどアジアに早くから着目、再起を期す身だけに海外利権に敏感なのだ。だが、 ………

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