中国の東アジア投資に退潮なし

資源国インドネシアは青息吐息だが、回復には中国経済の対外投資型への転換が条件。

2013年10月号 BUSINESS

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東アジアの輝ける星だった国々の好景気が幕を閉じたわけではなかろうが、地域の成長エンジンは今、いつになく自信喪失の危機に直面して、戸惑いと焦りを覚えている。中国ではほぼ30年間にわたる2ケタ成長がついに終焉を迎え、新しい、まだ不確定な経済モデルへの移行という難題を突きつけられている。一方、インドネシアその他の東南アジアの新興市場では、投資熱が今年半ばに一気に雲散霧消する現象が起きた。特にインドネシア政府は、通貨ルピアの下落と資源輸出の急ブレーキによる経常赤字に手を焼いている。しかし今日のグローバル経済、とりわけ中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)のFTA(自由貿易協定)など統合的枠組みで連携している東アジアでは、それぞれの経済が密接に絡み合っている。言い換えれば、ともに生き延びるか、共倒れになるかという運命にあるのだ。

ホットマネー流入の反動

確かに短期的に見れば、イン ………

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