スマホ普及に押し潰された 「ニコン株」

2013年10月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

ニコンの株価がふるわない。8月中旬に年初来安値をつけて以降、安値圏からの脱却がままならない。背景にあるのはスマートフォンの急速な普及と高機能化であり、これがニコンの稼ぎ頭であるデジタルカメラと半導体露光機(半露)事業を圧迫している。市況回復に期待をかけるが、力強さに欠ける。2010年にデジカメ事業での手腕が認められてトップに就いた木村眞琴社長は、まさに正念場だ。ニコンは第1四半期(4~6月)の売上が前年比205億円減、営業利益は同173億円減、純利益も同113億円減と、大幅な減収減益になった。通期予想も前年比増収増益とはいえ、当初予想に比べると売上を700億円、営業利益を200億円、純利益を150億円と、それぞれ下方修正している。業績悪化の裏には、最大の収益源であるデジカメを扱う映像事業の不振がある。5月以降、欧米市場での売れ行きにブレーキがかかり、伸び盛りの中 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。