朴槿恵「中国頼み」踊らされた内実

習近平の厚遇に気をよくしたが、対朝で術中にはまる。日韓協定を見切って通貨スワップでも頼るが。

2013年8月号 GLOBAL

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6月27~30日、韓国の朴槿恵大統領が国賓として中国を訪問した。これを78%の韓国人が「韓国の国益にプラスとなった」と評価した(韓国ギャラップ、7月1~3日調査)。習近平国家主席が食事会を含め、直接会談で約7時間も朴槿恵を厚遇する光景などは、韓国人の根深い「中国コンプレックス」を大いに刺激したに違いない。エコノミストの金起秀は、韓国人の最近の対中感情を「コンプレックスと畏敬の念、そして一方では卑下しながらも恐れる感情、これらが複雑に混じった心理状態の表出」と、著書『蜃気楼か?中国経済』(洪熒訳、晩聲社、2012年)で分析している。それだけに、世論調査の結果とは異なり、朴槿恵訪中で見せた習近平の「微笑外交」を警戒する声も識者の間では少なくないのだ。中韓首脳会談での最も大きな議題は、北朝鮮の核問題への対処であった。とくに注目を集めていたのは、習近平の北朝 ………

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