ジャフコが食った保険乗合代理店

野村系のベンチャーキャピタルが、いまやハゲタカばりに、「金の卵」の創業者を解任。

2013年8月号 BUSINESS

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5月2日、東京を中心に20店舗を展開する保険乗合代理店「FLP」の創業者社長の小林尚哉は、筆頭株主である野村グループのベンチャーキャピタル「ジャフコ」(東証1部上場)から、突然辞任を迫られた。午前9時半からの取締役会で業績報告をする予定が、直前にジャフコが面会を申し入れてきたのだ。第一投資運用本部の塙洋彰・投資運用二部長と、ジャフコの山田裕司専務と顧問弁護士である森・濱田松本法律事務所の澤口実の3人が小林を取り囲んだ。「小林さんには代表取締役を辞めていただきたいんです」その理由は、①業績の不安定、②投資契約違反、③辞めたい社員がいる――だった。他の取締役4人も賛成に回り、小林は解任され、取締役も辞任に追い込まれた。たちまち段ボール箱二つに私物が放りこまれ、以来、会社立ち入りもできない。

「男の約束」信じたが

「ジャフコ・スーパーⅤ3共有投資事業有限責任組合」がFLPに出資し、43 ………

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