タリバン「政権復帰」は時間の問題

米国とタリバンのドーハ直接交渉は頓挫したが、傀儡カルザイ政権はすでに死に体。

2013年8月号 GLOBAL

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アフガニスタン和平へ向けた米国政府とタリバンの直接交渉は、双方が話し合いの糸口を見つけられぬまま行き詰まっている。6月18日、カタールの首都ドーハで協議開始を正式に発表しながら、アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領が態度を硬化させたため開催が延期され、アフガン情勢の話し合い解決への模索がいかに困難なものであるかをみせつけた。カブールでは当日、すでに死に体のカルザイ大統領が、北大西洋条約機構(NATO)事務総長同席のもとで、アフガン国家治安部隊(ANSF)がNATO駐留部隊から国内全土の治安権限を引き継いだと発表、今後の外国駐留軍の任務は支援作業に移ると述べた。もとよりこれは、アフガニスタン紛争の「幕引き」という西側諸国のアテ込みを、さらに一歩踏み外すものにすぎない。

カブールは逃げ支度

ドーハでの和平協議はタリバンを国際的に認知させる契機となると同時に、これまで何度 ………

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