年金奪う「偽装質屋」は悪の巣窟

法律の盲点を突き、闇金融から質屋に乗り換え。警視庁が武富士の残党を摘発へ。

2013年7月号 DEEP

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質屋を装ったヤミ金融業者が高齢者らからほとんど無価値の質入れ品(質草)を受け取り、現実には年金を担保に法外な高金利でカネを貸し付けるという、いわゆる「偽装質屋」の被害がここ2、3年で急増。事態を放置できなくなった警察当局が、出資法違反(超高金利)や貸金業法違反(無登録営業)などの疑いで取り締まりの強化に乗り出し、九州を中心に摘発される業者がこのところ相次いでいる。東京でも警視庁が実態の把握を進めており、4月下旬には北区赤羽の偽装質屋「ひょうたんや」の強制捜査に踏み切った。本稿を執筆している6月14日現在は、ひょうたんやの関係者が事情聴取を受けている最中で、複数の幹部が逮捕されるのは時間の問題とみられている。実はこの幹部連中、かつての消費者金融の雄で、会社更生手続きが進行中の「武富士」(現TFK)の残党一派なのである。

質屋の上限金利は109・5%

偽装質屋の実態から説明しよ ………

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