汚染水「凍土壁」でゼネコン丸儲け

全長1.4㎞、深さ30mの凍土壁で原発を取り囲む。鹿島が提案した「泥縄対策」に血税を投入。

2013年7月号 POLITICS

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福島県周辺を震源とする地震のたびに、ニュースは「福島第1原発に目立った異常はない」と付け加える。しかし、目立たない地下では、異常が起きていてもおかしくない。震災から2年以上が経ち、危機はむしろ増している。高濃度の放射能を含む汚染水の問題だ。4月に福島第1を視察した国際原子力機関(IAEA)の調査団も、汚染水処理は焦眉の急と指摘している。4月には地下貯水槽の水漏れが発覚し、汚染水を貯水タンクに移したが、泥縄式に増設を重ねてきた敷地内の貯水タンクはもはや立錐の余地もない。自転車操業は無理と悟った経済産業省は、専門家を集めた対策委員会を立ち上げ、5月末に汚染水の「抜本処理策」をまとめたが、その中身に疑問の声が噴出している。処理策がいかに危ういものかを理解するには、まず汚染水の現状を知る必要がある。福島第1では、今も原子炉を1日400トンの水で冷やし続けてい ………

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