堤義明の「封印」が西武の生命線

株主総会で負けても撤退しないサーベラス。第2位株主のカギ握る創業家の「天皇」。

2013年7月号 BUSINESS

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西武ホールディングスと筆頭株主の米投資ファンド、サーベラスの対立は、しばらく膠着状態が続くことが確実になった。サーベラスによる西武HD株のTOB(株式公開買い付け)により、サーベラスの保有シェアが32.44%から35.48%に上昇、株式の3分Ⅰ以上を確保して株主総会での重要事項拒否権を確保したものの、取得上限としていた44.67%を大きく下回り、TOB前からわずか3%程度しか増えなかったからだ。このため、6月17日に後藤高志社長ら経営陣に公開質問状を出したサーベラスは、25日の株主総会ではプロキシーファイト(委任状争奪戦)を行わず、役員選出などの議案でも「きれいに負ける」方針。しかし撤退する気はなく、「株式を中長期的に保有」したままで持久戦に持ち込む構えのようだ。

接触否定は真っ赤な嘘

となると、かつては創業家堤家のグループ持ち株会社だった旧コクド、現在のNWコーポレーションの去就が帰趨を ………

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