「リプロセル」にすがるSBI

iPS事業化で人気沸騰。「韓国の軛」に喘ぐ北尾には干天の慈雨なのだが、捕らぬタヌキにもなりかねない。

2013年7月号 DEEP [バイオ株異常人気の裏]

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アベノミクスの神通力が薄れ、株価は一転して調整局面に入った。鉄火場のような乱高下相場のなかで6月26日、「バイオベンチャーの星」リプロセルがジャスダックで株式公開する。山中伸弥・京大教授がノーベル医学・生理学賞を受賞した「iPS細胞」の事業が主力だけに、上場前から投資家たちは過熱状態。「初値がいったいどれくらいになるのか。何と言っても今年一番期待されているバイオベンチャー銘柄ですから」(大手証券会社関係者)と胸を躍らせる。目論見書の難解な説明などデイトレーダーの目に入らない。京都大学再生医科学研究所所長だった中辻憲夫教授、東京大学医科学研究所幹細胞治療研究センターの中内啓光教授らの技術をコアに10年前に設立された同社に、バブル相場の小鬼たちは国立大学とiPSの“後光”しか見ていない。今年の「バイオベンチャー・イヤー」の沸騰ぶりには目を見張るものがあ ………

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