菅官房長官が製薬企業に「大合併」勧告

「銀行業界並みに合併して大きくなれ!」。産業競争力会議で菅官房長官が武田薬品の長谷川社長に苦言。

2013年7月号 BUSINESS

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官邸が製薬業界に再編を迫っている。安倍晋三首相は、かつて持病の潰瘍性大腸炎を日本の薬で治した経験があるから、業界は「医薬品産業には理解がある」と、勝手に期待感ばかり大きく膨らませていたが、アベノミクスはそんなに甘くなかった。菅義偉内閣官房長官が4月23日の産業競争力会議で、製薬業界に檄を飛ばした。「日本の製薬企業は欧米に比べて数が多く、規模が小さい。研究開発費が巨額化する中、欧米企業と競争する上で、そこが弱点になっている。再編を進めるなど、民間側も努力して欲しい」。同会議のメンバーで、経済同友会の代表幹事を務める長谷川閑史・武田薬品社長を目の前にした苦言である。さらに、菅長官直轄の政策実行部隊である健康・医療戦略室が追い打ちをかける。5月23日の参与会合に「国際競争力に向けた民間側の努力について」と題する資料を提出したのだ。この文書は、出席し ………

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