みずほが封印した「特対案件」

被害者のみずほ銀行が実は首謀者。「どさん子ラーメン」の裏で銀行版の循環取引。

2013年7月号 DEEP

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4月27日、ある裁判の上告が最高裁で棄却された。「どさん子ラーメン」チェーンを展開するホッコクの吉田泰昌社長(当時)が、みずほ銀行築地支店の行員と共謀、吉田社長の個人会社を融資先として粉飾した決算書類と確定申告書の税務署印を偽造して5億円弱の融資を受け、別の会社の営業実態も偽ってさらに5億円の計10億円近くを騙し取ったとされた事件だ。詐欺罪と有印私文書偽造・行使罪で懲役2年4月の実刑が確定した吉田は、本誌発売の前後に刑務所に収監されるだろう。「どうしても納得がいかない」と、冤罪を追跡する本誌に事後検証の“後事”を託した。舞台となったみずほ築地支店は、築地市場や中央区の商業地をかかえる大規模基幹店。主犯格として逮捕・起訴されたのは営業成績トップで多数の受賞歴を誇る優秀行員で、マスメディアは「エリート行員の転落」と書き立てた。しかし築地支店内部から見 ………

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