「上村全柔連」居直りの奸策

一連のスキャンダルの裏に学閥争い。嘉納家を籠絡、非主流派を抱き込み、腐敗に蓋をした上村会長の凄腕。

2013年7月号 DEEP [明大閥vs東海・筑波閥]

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日本代表の女子強化選手15人が監督のパワハラを訴えて以来、スキャンダルの嵐が吹き荒れる全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長が6月11日、続投を宣言した。誰しも唖然としたのではないか。柔道界に君臨する上村にとって、組織内部やマスコミから寄せられる批判など“雑音”だったのだ。弱気になったのは、助成金不正受給問題を調査する第三者委員会(委員長・山内貴博弁護士)が4月26日、「順法精神に欠ける組織的関与」と痛烈に批判する中間報告書を提出したたった1日だけ。いったん辞意を表明したものの、翌日には事実上撤回。「進退を明らかにする」と語っていた6月11日の理事会では「改革に邁進したい」と居直りを決め込んだ。上村はしたたかでタフなのだ。理事会の前日、来日していた国際柔道連盟(IJF)のマリアス・ビゼール会長は、「上村氏はクリーンな人柄。(続投を)100%支持する」と支援 ………

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