「血塗れ」新政権がタリバン対話路線

圧勝したパキスタンのシャリフ政権。テロ対策、対米関係、経済再建など難題が山積している。

2013年7月号 GLOBAL

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パキスタンの5月総選挙では、ナワズ・シャリフ元首相率いる野党パキスタン・イスラム教徒連盟(PML)の勝利が予想されていたが、PMLがこれほど圧勝するとは誰も予想できなかった。与党パキスタン人民党の腐敗に愛想を尽かした有権者が押し掛け、投票率はパキスタンでは記録的な55%に達した。PMLは議会で3分の2以上にあたる244議席の支持を獲得。シャリフは6月5日に三度目となる首相に選出され、必要なら憲法改正も可能な強力な政権が発足した。PMLはパンジャブ州とバロチスタン州の地方政府でも政権を樹立する模様だ。シャリフの強力なライバルであるクリケットの元スター選手イムラン・カーン率いるパキスタン正義運動(PTI)は若者の支持を集めたが、獲得したのは35議席にとどまった。有権者はカーンの政治手腕を不安視し、政権を担った経験のある政党に票を投じたのだが、それでもPTIはアフガニスタ ………

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