背に腹は代えられぬ富士通が 「半導体」撤退

2013年6月号 BUSINESS

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富士通が半導体事業からの撤退へと動き出した。リーマンショック以来の純損失を余儀なくされた2012年度、自己資本比率が25・6%に低下したが、その主因が半導体事業の低迷である。エルピーダメモリは経営破綻し、ルネサスエレクトロニクスも産業革新機構(INCJ)傘下に入るなど、我が国の半導体大手に往年の面影はない。富士通は4月末、マイコンとアナログ半導体事業および棚卸資産をフラッシュメモリ中堅の米スパンションに173億円で売却すると発表した。すでに赤字続きのシステムLSI事業立て直しのため、パナソニックと共同で設計会社を設立し、関連部門を統合する計画も策定。製造部門では台湾積体電路製造(TSMC)と合弁会社を設立し、ここに主力の三重・四日市工場を売却する方針だ。これらのリストラにより富士通の半導体子会社である富士通セミコンダクター(FSL)の従業員は、2月時点の8600人か ………

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