FTもWSJも「新聞は二度死ぬ」

電子版「勝ち組」でも、新聞広告減収の穴を埋めきれない。日経も明日は我が身か。

2013年5月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

よちよち歩きの幼児が雑誌のページに指を当てて、タッチスクリーンを扱うようにスクロールしようとしている——こんな映像がユーチューブでバイラル(大人気)になっているが、紙媒体の危機の象徴だろう。ポトマック河畔の桜が満開となった4月初めのワシントンDC。ベテラン編集者が集う全米ビジネス編集者記者協会(SABEW)の年次総会に、日刊紙30紙を発行するマクラッチー、「USAトゥデー」を発行するガネットといった米大手紙グループの幹部が登場した。公開討論会のテーマは、新たな収益源の確立。参加者が記事・広告のデジタル化促進、交流サイト(SNS)や電子商取引との連携などを語ったが、真新しい戦略は聞かれず、会場は終始重苦しい雰囲気だった。SABEWで観客を集めたもう一つの会合が、編集者向けの教育セミナーだった。ITやデータ対応の職業訓練プログラムである。新聞各社はリストラを継続し ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。