中国「対潜戦力」に弱点あり

潤沢な国防費で増強が続く中国の最新鋭艦隊だが、コスト高の「守」にカネを使わせる消耗戦に持ち込むべし。

2013年5月号 GLOBAL [日米は攻守逆転できる]

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現状がこうなのだから、それに慣れたほうがいい——中国が東シナ海と南シナ海で圧力をかける時、アジア主要国はそんなメッセージを突き付けられる。実際、北京の海洋攻勢を受けている近隣諸国は、これはアジア海域の火種となる新たな恒常状態(ニュー・ノーマル)の前触れに過ぎない、と結論づけ始めた。これみよがしの海軍力の誇示、海洋秩序へのあからさまな威嚇といった行動から、それ以外の結論は引き出せない。それが真実だとすれば、日本を含む現行の海洋秩序のステークホルダー(利害当事国)は、中国の台頭でいよいよ懸念が増し、対抗手段の強化を迫られることになる。年初からの3カ月間で新聞の見出しを飾ったニュースを見てみよう。3月末には中国海軍が誇る最新鋭の艦隊が、同国が領有権を主張する南シナ海最南端に達した。中国沿岸から約1800キロ離れた海域での力の誇示は、地域全体を不安に陥 ………

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