ロシア「極東開発公社」をプーチンが断念

2013年5月号 GLOBAL

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「極東開発公社構想は消えた。プーチンは最終的にあまり資金を投入しないやり方を選択した」。3月末、ロシア大統領府に近い有力情報筋は、筆者との面談でそう述べた。東シベリアのチャヤンダ・ガス田の開発やパイプライン敷設でアジア市場開拓を担う東シベリア・極東開発公社の設立構想が浮上したのは昨年1月末。ウラジーミル・プーチン首相(当時)の大統領職への復帰が確実視されていたころだった。強大な権限を付与した同公社は、積極的なロシア経済発展省と、財源難から消極的な同財務省の間の綱引きの結果、妥協の産物として単なる調整官庁の極東開発省にとどまった。大臣には極東連邦管区大統領全権代表で、元ハバロフスク州知事のビクトル・イシャエフが就任したのである。ところが、案の定、イシャエフの下では極東開発プログラムの策定が遅々として進まず、11月末にはプーチン大統領自ら同省を ………

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