ソフトバンク、米社買収に暗雲

「ウィルコムの軛」に中国の影を疑う米当局。人民解放軍ハッカー部隊の暴露で認可が遅れ、時間切れリスクも。

2013年4月号 BUSINESS

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2月25~28日、スペインのバルセロナで移動体通信機器展示会 「モバイル・ワールド・コングレス」が開かれた。今やエリクソンを抜いて世界一の通信機器メーカーとなった中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)。iPhone5より高機能機種であっと言わせた。だが、そのプレゼンで華為デバイス会長が、ソフトバンクの孫正義社長が聞いたら青ざめるような発言をした。「今後もスマートフォン中心か」と問われて、日本のウィルコム(10年からソフトバンク傘下)の名を口にしたのだ。中国移動(チャイナモバイル)が進めるTD−LTEが日本でスタートした、とまるで華為とソフトバンクが一体で同方式のウィルコムのXGPを進めているかのような言い方だった。

米司法省などが“介入”

孫が青ざめるのは、その約1カ月前の1月30日、ソフトバンクのスプリント・ネクステル買収について、米司法省が連邦通信委員会(FCC)に対し、連邦捜 ………

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