欧州でトラブル多発「メガソーラー」

ドイツなどで火災や感電事故が続出。品質よりカネ儲けに走る中国メーカーの「価格破壊」が禍根を残す。

2013年4月号 BUSINESS

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原発の恐ろしさを思い知った我が国は、一転して再生可能エネルギー推進へと舵を切った。ところが、クリーンで安全なはずの太陽光発電システムが、実は生活の安全を脅かすリスクを孕(はら)んでいることがわかってきた。すでに欧州では死亡事故が発生するなど事態は深刻である。列島各地で大型太陽光発電施設「メガソーラー」が建設ラッシュの我が国も他人事では済まされない。競争の激しい太陽電池業界で10年後に生き残るメーカーは一握りだろう。「危険施設」が野放しではたまらない。

「価格破壊」パネルの負の遺産

昨年7月、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まるや、多種多様な業界が発電ビジネスに参入した。中でも脱原発の決め手となる太陽光による発電電力の買い取りは1キロワット42円と、業界の要望に満額回答。欧米で再生可能エネルギーが下火なのに、我が国だけが太陽電池バブルに沸いている。とりわけ、よ ………

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