「カリスマ」稲盛会長が日航から身を引いた理由

2013年4月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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日本航空の稲盛和夫名誉会長が3月末で取締役から退く。4月以降も名誉会長にとどまるが、経営の一線から完全に身を引き、日航はパイロット出身の植木義晴社長を中心とした経営体制に移行する。稲盛氏は2010年2月、経営破綻した日本航空を再建するため、当時の鳩山民主党政権の求めに応じて会長となった。再建が軌道に乗った12年2月に名誉会長となり、同年9月の株式再上場の成功を見届けた。当初から「会長就任から3年をメドに辞める」と公言していたから、メディアは「取締役退任は予定通り」と報じた。しかし、日航幹部は「経営指導を求める声があり、留任が画策された」と打ち明ける。その動きが実現しなかったのは、民主党から自民党への政権交代が決定的だったという。日航再建は「民主党政権の唯一の成功事例」と評され、「V字回復」を成し遂げた日航は、安倍政権にとって目の上のタンコブ。自民党 ………

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