公取委員長人事と「官民ファンド」

2013年3月号 連載 [監査役 最後の一線 第23回]

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長い間、空席となっていた公正取引委員会の委員長人事がようやく動き出した。2月8日、政府は、財務省の元次官である杉本和行氏を充てる案を衆参両院の議事運営委員会理事会に提示した。もともと、昨年秋の段階で政権の座にあった民主党は、杉本氏を委員長に内々定しており、自民党が提示した杉本案に反対する理由はないのだが、事前報道があったことで輿石東参院議員会長が横ヤリを入れ、民主党は拒否して退席した。前任の竹島一彦氏が10年間務めた委員長の職を任期満了で退任したのは昨年9月末のこと。それから4カ月もの間、委員長空席のまま放置されてきた。しかも委員の1人も欠員になっており、定員5人の委員会に3人しかいない異常事態が続いていた。「ねじれ国会」で人事案が国会の同意をすんなりとは受けられない状況だったというのは口実だろう。民主党も自民党も、委員長不在が大問題だとはまっ ………

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