「東電の弟分」関西電力がヒイヒイ

永田町も霞が関対策もすべて東電任せだった関電が矢面に。「次男坊の器量」が問われる。

2013年1月号 BUSINESS

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F1レースに「スリップストリーム」というテクニックがある。前走車の真後ろについて圧力の低い領域に入り、前走車の7-8割のパワーしか使わずに同じスピードで走ることができる。空気抵抗の多くを前走車に肩代わりさせ、経済走行を狙うテクニックだ。ビジネスの世界で忠実にこれを実践してきたのが関西電力である。永田町対策、霞が関対策はすべて東京電力に任せ、業界団体の電気事業連合会会長職も原則は東電頼みで、たまに短い任期を務めるだけ。本拠地の大阪にどっかりと腰を据えて、供給エリアの関西圏のみに全精力を注いできた。ところが11年3月の東日本大震災による大津波で東電の福島第1原子力発電所が大事故を起こし、東電はもちろん他の電力会社の原発も一斉に停止を余儀なくされて事情が一変した。福島第1原発の安全確保や被災者対策に専念しなければならない東電は一切の対外業務から手を引 ………

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