瀕死のHPは「米国版オリンパス」

買収した英ソフト会社で粉飾発覚。財務諸表から浮かぶ不正会計と高値づかみの構図。

2013年1月号 BUSINESS

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シリコンバレーの雄として創業73年の歴史を誇る米ヒューレット・パッカード(HP)は、世界に冠たるコンピューター大手だが、日本の首相並みにコロコロとCEO(最高経営責任者)が交代することといい、これほどタガの緩んだ会社はない。2010年には、元ポルノ女優との“不適切な関係”が原因で、当時CEOだったマーク・ハードが解雇された。翌11年には、ドイツのソフト大手SAP出身の次のCEOレオ・アポテカーがパソコン部門撤退を試みたところ、就任1年足らずして罷免の憂き目を見た。アポテカーの後任として、米電子商取引イー・ベイの元CEO、メグ・ホイットマンが11年からトップに就いたが、主力のPCやプリンターのコモディティー化(汎用品化)の波を止めることができない。12年の株価下落率は5割を超えた。

ソフトとハードすげ替え

「誰がCEOをやってもダメな会社」というレッテルを貼り付けられたHPが、また不祥事に見舞われた ………

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