「仙谷の知恵袋」JBICの前田氏は風前の灯

2012年12月号 BUSINESS

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約3年前の民主党政権発足後、一時、「影の総理」と呼ばれたのが仙谷由人元官房長官だ。しかし、現在は党副代表という地味なポストをあてがわれ、威光も今は昔。仙谷氏を支えた前田匡史内閣官房参与もまた、秋風が身に染みているだろう。前田氏は国際協力銀行(JBIC)国際経営企画部長でありながら、2010年6月に内閣官房参与と兼務になった。仙谷氏のブレーン役を長年務めていたことが抜擢の理由だった。自らを「異色」と称し、アーミテージ元米国務副長官ら米国、中東、アジアなどに広がる国際人脈には定評がある。政権が新成長戦略の柱にすえた原子力発電所や新幹線、水ビジネスなどのパッケージ型インフラ輸出の指南役として期待された。『いまこそ、「不屈の日本」を信じるとき』というPR本も書き、「再び日本が美しく、力強い国として復活することを信じたい」と強調した。政治家並みの野心をむき出 ………

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