総選挙とダブルでは猪瀬が「絶対本命」

2012年12月号 POLITICS

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石原慎太郎知事の辞職に伴い12月16日に行われる東京都知事選挙。野田佳彦首相が衆議院選挙との“ダブル選挙”を決断したため、11月29日の告示を前に各党の動きがあわただしくなった。すでに前神奈川県知事の松沢成文、前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児が立候補を表明した。前回の石原を真似て直前まで出馬表明しない「後出し」戦術をとるのは本命、猪瀬直樹副知事(知事代行)。「猪瀬さんで十分だと思う。あれだけ優秀な副知事は見たことがない」と石原も10月の辞職会見で持ち上げて事実上の「後継指名」した。「圧倒的な人気だ……」。自民党幹部は思わずつぶやいた。10月27、28日と11月3、4日に密かに行った3千人への電話サンプル調査で驚きのデータが弾き出された。猪瀬が5割強の支持、次点は東国原英夫4割、舛添要一4割と並ぶ。「猪瀬には正直乗りたくないが、この人気は無視できない」(自民党幹部 ………

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