「証券金融」巡り財務省と日銀が覇権争い

2012年11月号 BUSINESS

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「証券金融」という名の業界を御存知だろうか。一般には馴染みが薄いが、信用取引に必要な株式や資金を証券会社に貸し付けている。さらに、株式などを担保にして融資を行い、「サラ金」まがいの副業も手掛ける。銀行や保険会社と同様、国からの事業認可が必要な免許業種だから、新規参入のハードルは極めて高い。それをいいことに、日銀と財務省は有力OBが天下る「植民地」として証券金融業界を長年支配し、相互不可侵の分割統治を続けてきた。しかし、来年初の東京証券取引所グループと大阪証券取引所の経営統合(=日本取引所グループの誕生)により、証券金融界も再編必至である。盤石とされてきた日銀・財務省の分割統治体制に亀裂が生じ、両者の間で天下りポストをめぐる「仁義なき戦い」が勃発した。証券金融会社には、日本証券金融(東京)、大阪証券金融(大阪)、中部証券金融(名古屋)の3社 ………

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