財務省が「安倍シフト」田中主税局長が「根回し役」

2012年11月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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総選挙後、自民党総裁・安倍晋三氏の首相再登板に財務省が身構えている。中川秀直・元官房長官が引退する中、安倍氏は経済成長重視・反増税の「上げ潮派」の頭目となる。その周辺には財務省が敵視する竹中平蔵慶大教授や高橋洋一嘉悦大学教授らが陣取っている。前首相時代の安倍氏は増税派の与謝野経済財政担当相を切り、竹中氏に近い大田弘子政策研究大学院大学教授を抜擢して、「上げ潮」路線を敷いた。また、財務省の意向を覆す形で、政府税制調査会の会長を消費税増税派の石弘光一橋大元学長から歳出削減重視派の本間正明阪大大学院教授(当時)に差し替えた。安倍氏は「大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長との連携も噂され、維新の会の背後には竹中、高橋両氏が控える。財務省の自民党根回し役は、小沢一郎氏に近い香川俊介官房長から、安倍首相の秘書官を務めた田中一穂主税局長に代わった。ま ………

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