日中「戦争論」 与那国に対艦ミサイル配備

中国の「A2AD」(接近阻止・領域拒否戦略)なんか怖くない。気鋭の戦略論者が本誌に特別寄稿した。

2012年11月号 GLOBAL [チャイナリスク]

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ここ数週間、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐる日中両国政府の対立が尖鋭化している。米外交官は、尖閣は日米安全保障条約の適用範囲としながらも、こんなちっぽけな問題のために戦う熱意はないようだ。そんなことをすれば、この多島海域の防衛にコミットしなければならなくなるからだ。が、主要プレーヤーたちは、日中のどちら側に付くのか決めたようだ。どちらが勝つか。答えは簡単だ。ツバぜり合いなら、領有権を最も強く求めているのが自国だと、他の国々に納得させることができたほうがいちばん有利になる。

クラウゼヴィッツに学べ

日本の場合、尖閣防衛のために軍事力を拡大し、いざ戦闘になれば武器を使う腹づもりがあることを中国に見せつければ、対中抑止力を強めることができる。これなら権益を放棄せず、戦争を回避できるだろう。正直なところ、衝突を抑止しようと努力しているにもかかわらず、今回の ………

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