「第二組合潰し」で裁判沙汰米プルデンシャルは怖い!

2012年11月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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米プルデンシャル生命保険グループが、買収した生保に結成された第二組合を潰そうと躍起になっている。標的となっているのは、旧エジソン生命保険の第二組合だ。現在の組合員数は11人。団結力を削(そ)ぐため、執行委員長を含む計5人が解雇され、さらに3人が10月末に解雇される予定という。事の発端は昨年2月に遡る。プルデンシャルグループは、米AIGグループからAIGエジソン生命保険、エイアイジー・スター生命保険の2社を買収。今年1月に傘下のジブラルタ生命に吸収合併させた。この過程で旧エジソン生命の職員に「労働条件の改悪を迫った」と、旧エジソン生命関係者は憤る。「ノルマの引き上げや休暇の減少だけではなく、元代表を神と崇めるような宗教じみた研修まで強要された」と続ける。強引な合併に反発した一部の職員は昨年9月、旧エジソン生命内に第二組合を設立し、労働条件改悪の見直しや早 ………

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