崖っぷちNECに「不正請求疑惑」

防衛省への過大請求は三菱電機だけではない。NECの宇宙衛星部門は「時限爆弾」だ。

2012年11月号 BUSINESS

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「シャープの次に危ないのはどこか」。総崩れの電機業界で、真っ先に取り沙汰されるNEC。その社内のムードが一段と暗くなっている。今年初めに表面化した三菱電機による防衛省などへの費用の過大請求事件。「三菱電機と同じようなことがNECでも行われていた」(宇宙関連ビジネス関係者)との疑惑が浮上しているためだ。NECの内情を語る前に、三菱電機の不祥事をおさらいしてみよう。

「内部告発」が事件の発端

1月27日、三菱電機は防衛省や内閣衛星情報センター、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との契約で、費用を過大に請求していた案件があったと発表した。昨秋、防衛省が、匿名の情報提供をもとに事実関係を問い質したところ、当初、三菱側は厳に否定していたが、一転して「自白」に及んだ防衛・宇宙関連分野では、官公庁から受注した開発・製造案件に、まず目標作業時間を定める。この作業時間に単価を掛け合わせて発注額が ………

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