エルピーダ債権カットに怒り外資系ファンドが対抗案提出

2012年10月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

会社更生手続き中の半導体大手エルピーダメモリは8月、更生計画案を東京地裁に提出した。計画案では取引債権や社債、銀行融資などの一般更生債権(約2772億円)の弁済率は17.4%。要は82.6%がカットされる。一方、3メガバンクと三井住友信託銀行、池田泉州銀行などが主力の広島工場を担保にした融資債権(約651億円)などの更生担保権は全額弁済の見込み。カット率は8割超とかたやゼロ。あまりの格差に一般更生債権者は愕然とした。エルピーダを巡っては、経営破綻を招いた坂本幸雄社長が管財人に就き、米半導体大手マイクロン・テクノロジーの傘下入りを決め、更生計画案をまとめ上げた。その坂本氏には、本誌前月号で報じた通り「管財人就任からマイクロンのスポンサー内定に至るまで不審な点が多く、計画倒産の疑いもある」(関係者)。坂本氏はエルピーダ退任を表明したというが「ほとぼりが冷めた ………

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