東証と大証統合で凱旋する 「二流の人」米田道生社長

2012年10月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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東京証券取引所と大阪証券取引所が来年1月1日に経営統合し、日本取引所グループが発足するが、兜町界隈にポストを得た日銀OBたちは、その日を複雑な心境で迎えることになりそうだ。日本取引所グループの最高経営責任者(CEO)には東証の斉藤惇社長、最高執行責任者(COO)には大証の米田道生社長が就くことが固まっており、斉藤氏は野村証券、米田氏は日銀の出身だ。ここ3代はプロパーや民間出身者が続いているが、日本取引所の母体となる東証のトップは、これまで大蔵省の大物OBの指定席だった。そのトップに(COOとはいえ)日銀出身の米田氏が栄進する。日銀出身では副総裁を務めた井上敏夫氏が1960年代に東証理事長に就いて以来の「快挙!」となるが、米田氏は京大出身で、日銀では秋田支店長や札幌支店長を務めたものの、出世コースから外れ大証に転じた「二流の人」だ。それだけに「証券業界に身を ………

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