2012年10月号 LIFE
「目には目を、歯には歯を」。ネットでは犯した罪と同等の懲罰を規定する古代法典が復活でもしたのか。「青山学院中等部いじめ事件」の加害生徒の親として、ある大物女優の実名が罵詈雑言とともに飛び交っている。発端は8月9日発売の「女性セブン」に掲載された「名門私立中学 最悪のいじめ事件」という記事。首謀者は「誰もが知る超有名人の娘」だったとあったため、ネットでは翌10日から早速「魔女狩り」が始まった。最初に晒されたのは、お受験情報を集めた某「女性向け教育掲示板サイト」。10日夕、「青○学院ですよ。そして黒○瞳の娘が首謀者」という書き込みがなされた。投稿はまもなく削除されたが後の祭り。2ちゃんねるからアングラ系の情報サイト、各種ブログまで広範囲に流れた。22日発売の「週刊文春」の続報記事は、学校名を「青学中等部」と特定。加害児童の親については「あの〇〇さん( ………
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