シャープ会長が「突飛なウルトラC」

鴻海と別れて米半導体大手のインテルと手を組む! そんな救世主が現れるものか。

2012年10月号 BUSINESS

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溺れる者は藁をも摑むというが、会社の場合はさしずめ見境のない金策である。日本の大企業の行動には特徴がある。メーンバンクから厳しい要求を突きつけられると、反発心からメーンバンクの支配が及ばないカネの出し手を見つけようとする。山一証券は欧州の銀行に駆け込み、資本業務提携を結ぼうとしたが、結局、自主廃業を選ぶほかなかった。三洋電機はメーンバンクの三井住友銀行による実効支配を避けようと、創業家がトヨタ自動車や京セラに足を運び、「カネを出してくれないか」と懇願したが、結局、パナソニックに呑み込まれた。

鴻海の手玉に取られる

さてシャープである。今年3月、台湾に本社を置く世界最大のEMS、鴻海(ホンハイ)精密工業と資本業務提携を結ぶと発表した。シャープが別会社化している世界最新鋭の液晶パネル工場の運営会社「SDP」を鴻海との共同運営にし、鴻海グループがシャープ本体の発行済み株 ………

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