公明が維新に媚びを売る「大阪選挙事情」

2012年10月号 POLITICS

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中央政界で与野党時代を通じ自民党の“古女房”として寄り添ってきた公明党が、次期衆院選を前に勢いを増す「大阪維新の会」に密かに“秋波”を送りはじめ、自民側がその“浮気”に渋面を見せだした。9月7日夕、大阪市内のホテルの一室。友好的な空気のなか、公明党副代表の白浜一良参院議員が2人の男とひとしきり雑談したあとでこう切り出した。「次期衆院選では配慮をお願いします」。2人は迷うことなく「分かりました」と口にした。この2人とは誰あろう、大阪維新の会代表兼大阪市長の橋下徹と、同会幹事長兼大阪府知事の松井一郎である。書面で確約が取り交わされることはなかったが、公明党と維新の会による次期衆院選での選挙協力が成立した瞬間だった。公明党の思惑は明白だ。政権交代をもたらした2009年8月の衆院選で、公明党は「金城湯池」の大阪選挙区で全滅、4議席を失った。次期衆院選でこの4選挙 ………

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