堀ヤクルトに群がる「癒着」業者

本誌の取材に一切答えず「警告書」を送りつけるとは。堀会長には反省のかけらもない。

2012年10月号 BUSINESS

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フランスの世界的な食品会社「ダノングループ」に買収されまいと必死の抵抗を続けている乳酸菌飲料最大手会社「ヤクルト本社」。本誌は7月号から3回連続で、自己保身のためダノンを大株主に引っ張り込んだうえ、ダノンとの約束を反故にしてトップに居座り続ける会長兼CEO(最高経営責任者)堀澄也の無軌道ぶりや、未だにヤクルトと裏社会との窓口役を続けている元秘書室次長の新國洋暉(元会長の故松園尚巳の資産管理会社「松尚」社長)の実態、さらには自宅マンション購入で明らかになった堀の不正蓄財疑惑と、会社としてのヤクルトと経営者としての堀の体質がいかに汚辱に塗れたものかを追及してきた。ヤクルト関係者によると、堀は本誌について当初「名前を聞いたこともない。発行部数も少ないようだし、相手にする必要はない」と高をくくっていたそうだ。だが、自らの不正蓄財疑惑まで突かれ、さす ………

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