オリンパス粉飾を隠蔽あずさ監査法人に「大甘」処分

2012年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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オリンパスによる巨額の粉飾決算事件で、金融庁は会計監査を担当したあずさ監査法人と新日本監査法人に業務改善命令を出した。あずさは粉飾実行時を含めて2009年3月期まで30年間あまり監査を担当し、10年3月期以降は新日本が引き継いでいる。金融庁は両社の「引き継ぎが十分ではなかった」点に焦点を絞り、業務管理体制をより整備するよう命じた。しかし、1千億円を超える「飛ばし」を見過ごしたあずさ監査法人に対する「処分が甘すぎる」という批判が燻る。特に問題なのは、監査法人の交代が決まった直後に、あずさがオリンパスに要求した監査内容の修正だ。ここに09年6月2日付のオリンパス内部資料がある。当時のオリンパスの監査役とあずさの会計士らとの協議内容が記されている。それによると、あずさ監査法人は09年5月20日、同社の監査役会に対して09年3月期決算に無限定適正意見を提出。含み損隠 ………

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