2012年8月号 DEEP
グリーやDeNAなどソーシャルゲーム運営6社からなる「ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会(連絡協議会)」は6月22日、一連の「コンプガチャ」問題に対する業界側の答えとして、ソーシャルゲームに関する自主規制のガイドラインを発表。数カ月以内に、業界団体「ソーシャルゲーム利用環境整備協議会(仮称)」を設立するとした。同日、連絡協議会の6月の幹事会社であるグリーはメディア各社の取材に応じ、この日もスーツ姿で現れた田中良和社長が「何が不適切な商法か具体的に例示し、利用者保護と適切なゲームの流通確保を両立したい」(同日の毎日新聞)と利用環境の向上を訴えた。消費者庁が7月からコンプガチャを景品表示法に基づく行政処分の対象にしたことから、業界がこれまで稼ぎ頭であった一部の機能を捨て、新しい方向を模索して苦心しているのは間違いない。だが、22日の各記事に真摯 ………
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