罪深き三菱UFJ「痰壺」ファンド

フェニックス・キャピタルが銀行や銀行系証券と組んで仕手も顔負け。しかもメガ2行が「二人三脚」とは。

2012年8月号 COVER STORY [メガバンクの仮面〈中〉]

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前号から始めた三菱東京UFJ銀行(BTMU)の本誌調査報道に、銀行幹部は「ニイウスコーなんて古い話」と説明しているそうだ。あっは! 堂々現在進行形だ。BTMUがメーンバンク(主取引銀行)の橋梁・建設会社、日本橋梁(東証1部)といえば仕手好みの銘柄だが、年初からの株価は異様だった。ここ数年250円前後だったのが、突如急騰して1月20日に1150円をつけ、1989年につけた上場来高値(1050円)を抜いたのだ。昨年まで株価が低位安定していたのは投資ファンド「ジャパン・リカバリー・ファンドⅢ」(JRF–Ⅲ)が株式の94.6%を握り、浮動株がほとんどなかったからだ。ファンドを運営しているのが、ITソリューション大手、ニイウスコーの粉飾に関係したとして本誌が追及するフェニックス・キャピタル(代表・三村智彦)である。

地銀などに「口封じ」の補塡

02年の設立から歴代代表は旧三菱銀出身者が占め、07年にはニイウスコーの第 ………

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