自動車燃費低減の新兵器「キャパシタ」

2012年7月号 LIFE

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自動車の燃費を10%以上も改善できるデバイスとして「キャパシタ」が注目されている。既存の鉛電池やリチウムイオン2次電池(LiB)と組み合わせて使う優れもので、マツダが新型車に採用したのを契機に自動車メーカーの関心が高まった。日本メーカーは次世代キャパシタの開発でも先駆けており、車載市場を席巻できるリソースを備える。我が国期待の大型商品だが、半導体や液晶テレビの二の舞いになりかねない。キャパシタ(コンデンサとも呼ばれる)は、テレビなどの家電製品に広く使われる部品で電気を蓄える機能がある。自動車に使われるのは電気二重層キャパシタ(EDLC)という種類であり、文庫本ほどの大きさがある大容量タイプだ。EDLCの構造は活性炭でできた正/負極の間にイオンが通る電解液を満たした簡素なもの。活性炭表面にイオンが物理的に吸着することで機能する。化学反応によって充放電す ………

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