「オウム高橋」と防犯カメラの追跡攻防戦

2012年7月号 DEEP

  • はてなブックマークに追加

決め手はやはり防犯カメラだった。5月21日に発生した東京・渋谷駅のサバイバルナイフ殺傷事件。2日後の23日、警視庁は、殺人未遂の疑いで埼玉県の会社員、渡辺知宏(32)をスピード逮捕した。現場の副都心線のホームには鑑識課員や渋谷署員に交じって見慣れない腕章を着けた捜査員がいた。「SSBC」。警視庁捜査支援分析センターの頭文字を取った略称だ。20センチ四方のジュラルミンケースを手に駅員室に足早に2人の捜査員が入り、携帯型の専用端末に渋谷駅構内の100台以上の防犯カメラ画像データを取り込んでいく。それらを繋ぎ合わせて犯行から数時間後には、埼玉県の朝霞台駅で下車する犯人にたどり着いた。事件捜査には不可欠となりつつある防犯カメラ。オウム真理教の元幹部、菊地直子(40)に続き6月15日逮捕された指名手配犯、高橋克也(54)も日ごろから防犯カメラを研究、レンズを避け、変装す ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。