中国外交官「李春光」とつるんだ日本人

目に余る副大臣の権益漁りを刺したのはお膝元の農水省。鳩山家の元金庫番も一枚噛んでいた。

2012年7月号 DEEP

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李春光、45歳――在日中国大使館一等書記官にして「スパイ」とされるこの男を狂言回しに、日本の政財界を巻き込んだ醜聞劇が繰り広げられた。警視庁は5月31日、外国人登録証の不正更新の疑いで李春光を書類送検した。外交官には認められない商業行為で個人的に稼ごうとする不正更新だったとみられ、都内の健康食品販売会社から銀行口座に150万円の振り込みも確認されている。李春光は警視庁の出頭要請を無視して急ぎ帰国したため、不起訴処分になる見通しだ。前触れはあった。この1月、怪文書が永田町を駆け巡った。「野田総理訪中をめぐり起きた官邸内の内部紛争」と題するA4複数ページからなる文書だ。記されていたのは、中国での農水事業進出にのめりこんだ民主党の筒井信隆農水副大臣の姿だった。一般社団法人の農水産物等中国輸出促進協議会を設立し、自らの秘書でかつては鳩山家の金庫番だった田中 ………

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