対イラン貿易決済に日本銀行口座を活用せよ!

2012年7月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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イランとの貿易決済の大半を行っている三菱東京UFJ銀行が5月2日、米ニューヨーク州地裁から同行にあるイラン中央銀行の口座資産の凍結を指示され、日本の石油会社がイラン側に支払う原油代金の決済が一時停止する事態となった。米ニューヨーク州地裁の指示は、1983年にレバノンで起きた米海兵隊司令部の爆破テロで、遺族がイラン政府に求めた損害賠償資金を確保するための措置という。イラン産原油は全原油輸入量の9%弱とわずかだが、全国の原発は停止中。日本政府は、火力発電をフル稼働して綱渡りの電力供給を迫られている。イラン産原油の供給途絶は、エネルギーの安全保障の観点からは看過できない。資源エネルギー庁や金融庁など関係省庁はさっそく打開策を協議した。打開策としてまず浮上したのは、三井住友銀行やみずほ銀行が三菱東京UFJ銀行の決済を代行する案だが、米ニューヨーク州地裁から ………

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