火を噴く「公衆」無線LAN

携帯回線混雑の「迂回路」が乱立で電波干渉。おまけにタダ乗りFONにプロバイダーが怒る。

2012年7月号 BUSINESS

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スマートフォン(スマホ)の急増に伴い、公衆無線LANビジネスで見過ごされてきた問題が顕在化した。スマホのデータ通信氾濫で携帯電話回線が混雑してパンクしかけている窮状を打開しようと、スマホ搭載の無線LAN機能を使って通信を固定回線に逃がす「オフロード」に誤算が生じているのだ。無線LAN(Wi−Fi)は、国際的に定められた2.4ギガヘルツの帯域を使い、主にオフィスや家庭といった私的な空間で無線インターネットを利用する技術。一般利用者でも無線免許なしでWi−Fiアクセスポイントを購入し、設置できる。公衆無線LANは、その技術を利用して事業者が無線の接続をサービスとして提供しようというもので、主に駅、空港、カフェなど大勢が集まる場所に置かれている。Wi−Fiは電波の到達距離がせいぜい数十メートルから数百メートル。携帯の基地局のように面でエリアをカバーすることができず点での提 ………

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