大証がシカト「不都合な真実」

腐った三流証取か。偽計で起訴された上場企業セラーテムを放置。監査法人も顧問弁護士も責任逃れ。

2012年7月号 BUSINESS [セラーテム共犯の巣窟]

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本誌が疑惑をスクープし、3月6日に社長と元CFO(最高財務責任者)が東京地検特捜部に逮捕されたセラーテムテクノロジーの架空増資事件が、意外な展開を見せている。3月26日、証券取引等監視委員会は金融商品取引法違反(偽計)の嫌疑で法人としてのセラーテム、社長の池田修、元取締役CFOの宮永浩明の三者を告発。特捜部は同日、東京地裁に起訴した。ところが、セラーテムはIR(投資家向け広報)を通じて「金商法に違反するような行為は行っていない」と繰り返し主張。起訴後のIRでは「訴訟手続きを通し、当社の立場を説明していく」と裁判で争う構えを見せた。しかも、これらのIRは拘留中の池田の名前で出され、誰の判断で発表されたのかも、違法行為を否定する合理的な根拠も示されていなかったのである。

典型的な裏口上場

証拠捏造事件など不祥事が続いたとはいえ、特捜部もなめられたものだ。一体何を企てているの ………

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