下河辺・東電会長の懐刀大西弁護士もサポート役に

2012年6月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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原子力損害賠償支援機構の下河辺和彦運営委員長が東京電力会長に就任するにあたり、機構から嶋田隆事務局長(経済産業省82年)と横田昌史上席執行役員が、それぞれ社外取締役、執行役員として送り込まれる。嶋田氏は与謝野馨・前経済財政相の懐刀で、仙谷由人・民主党政調会長代行の信頼も厚い。政局がどう揺れ動こうと、下河辺会長を支え抜く覚悟。横田氏も多くの事業再生を手がけた経験を生かすだろう。実は、下河辺東電を支えるキーマンがもう一人いる。フロンティア・マネジメント代表の大西正一郎弁護士である。大西氏は産業再生機構マネージングディレクターとして、同機構の役員だった下河辺氏を支えてきた。民主党政権発足後の09年9月に、当時の前原誠司国土交通相が集めた「JAL再生タスクフォース」に加わり、日本航空再建のシナリオを描いた。さらに昨年、下河辺氏がトップを務めた政府東電経 ………

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