日経新聞が箝口令、「専売店所長」が自殺

2012年6月号 LIFE

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創刊2周年を迎えた日本経済新聞電子版は、この4月で有料購読者が20万人を突破し、順調な売れ行きを示している。しかし、その一方で「紙」の日経新聞(日経本紙)は今年に入って300万部の大台を一時割り込むなど、電子版の好調が生み出す影の部分も目立ってきた。3月に起きた東京都文京区の日経新聞専売店所長の自殺は、その象徴的な出来事と言えなくもない。この所長は父親から店を引き継いだ二世経営者で、50代の働き盛り。車の中で死亡しているのを発見されたが、警察は、事件性はなく経営難を苦にした自殺とみているという。都内の販売店関係者の間では、所長が「押し紙」に悩んでいたという話が囁かれている。この専売店では「押し紙」の比率が取り扱い部数全体の約4割に上っていたという噂も聞こえてくる。「押し紙」とは、販売店からの注文数を超えて新聞社から店に運ばれ、しかも代金を徴収され ………

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