裁判所が 「特捜部廃止」の引導

東京地裁が「決して許されない」と東京地検特捜部を断罪。法務省内からも「解体するほかない」と諦めの声。

2012年6月号 DEEP [国会での追及必至]

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小沢一郎元民主党代表に無罪を言い渡した4月26日の判決で、東京地裁は本誌5月号が報じた、事実に反する捜査報告書について「決して許されない」と断じた。まるで東京地検特捜部に対する有罪判決だった。小沢氏の裁判は指定弁護士の控訴でさらに続くことになり、特捜部のやったことは今後も検証されていく。法務省内からも「もはや解体するほかない」との声が上がり、特捜検察の崩壊が現実味を帯びてきた。その転落の軌跡を、時系列にしたがって追いかけてみよう(最後のページの表参照)。

石川元秘書らを訴追当日まで追及

検察関係者や元検察幹部によると、小沢氏に対する一連の捜査は、西松建設海外事業部の元副事業部長が2007年12月に「海外で裏金をつくり、国内に持ち込んでいた」と内部告発したことがきっかけだった。特捜部は関係者の事情聴取を進め、08年6月に同社を家宅捜索した。翌月、特捜部長に就いた佐久間達哉氏は記者会 ………

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