「ユーロ解体」これぞ速効薬

仏大統領選、ギリシャ総選挙で激震。ギリシャを切り離すには、タカハシ教授にとっておきの秘策がある。

2012年6月号 BUSINESS [敗れたり緊縮財政派]

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5月6日、欧州で行われた二つの選挙は、無理に無理を重ねてきた単一通貨ユーロのターニングポイントになるかもしれない。フランス大統領選では現職のニコラ・サルコジ(国民運動連合)が敗れ、社会党のフランソワ・オランドが政権を奪取した。ギリシャでも連立与党2党(新民主主義党と全ギリシャ社会主義運動)が過半数割れとなり、再選挙の可能性も出てきた。共通するのは緊縮政策派が敗れたことだ。オランド新大統領は、緊縮財政よりもECB(欧州中央銀行)による金融緩和を含む経済成長政策に力点を置いている。欧州各国の首脳たちは、緊縮政策が選挙で国民から選択されなかったことをしっかり理解する必要がある。ノーベル経済学賞受賞者の米コロンビア大学教授ジョセフ・スティグリッツは、欧州危機に緊縮政策を強行するのは「自殺」への処方箋だと言っている。同じくノーベル賞受賞者のプリンストン ………

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